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コラム

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千二百年の歴史が息づく小栗山不動院
越後三十三観音霊場第17番札所と文化財

小栗山不動院とはどんな寺院か

概要

小栗山不動院は、新潟県見附市小栗山町にある真言宗豊山派の寺院です。正式名称は「小栗山 長楽寺 不動院(しょうりつざん ちょうらくじ ふどういん)」といいます。約1200年の歴史をもち、豊かな自然に囲まれた静かな環境の中で、年間を通じて多くの方が参拝に訪れます。

ご本尊

観音堂のご本尊は「千手観世音菩薩(せんじゅかんぜおんぼさつ)」、本堂のご本尊は「金剛界大日如来(こんごうかいだいにちにょらい)」です。

各種ご供養・ご祈祷

心願成就・交通安全・商売繁盛・厄除けなどの各種ご祈祷、ご葬儀・法要、樹木葬・永代供養など、幅広いご供養・ご祈祷に対応しています。宗派不問・檀家不要でご利用いただけます。

 

不動院の由緒と歴史

創建|行基菩薩による千手観音の安置(和同年間・708〜715年)

不動院の歴史は約1200年前、奈良時代の和同年間(708〜715年)に始まります。高僧・行基菩薩が自ら御丈五尺の千手観音を彫り、この地に安置されたのが起源とされています。

開基|坂上田村麻呂と浄蓮上人(大同元年・806年)

大同元年(806年)、弘法のため訪れた紀州の浄蓮上人と将軍坂上田村麻呂とが力を合わせて堂宇を建て、千手観音の開眼法要を行いました。これを当山の正式な開基としています。開眼のとき、山上に北斗七星が異様に明るく煌くのを見て、「ここは冥助ある霊地」と感じ、山頂に観世音の守りとして七所権現を祀り「七所の嶺」と呼びました。また浄蓮上人は自らも大日如来像を刻み客殿の本尊とし、高野山正智院の末寺となりました。

上杉謙信公の帰依

その後、戦国武将・上杉謙信公もこの観世音に深く帰依され、厚い庇護を受けました。寺はますます栄え、境内に二ヵ寺の塔頭を擁するまでになりました。また、八幡太郎義家もここに戦勝祈願し、顎口を奉納したといわれています。

荒廃と再興|法印朝宜による中興(天和年間・1681〜1684年)

上杉藩移封後は寺運が衰えて荒廃し、無住の時期もありました。天和年間(1681〜1684年)に法印朝宜が千辛万苦の末、伽藍を修復して寺を再興し、中興の祖となりました。以来今日まで三百年余り、法灯が受け継がれています。

 

不動院の文化財

白鳳仏(聖観世音菩薩立像)|新潟県指定文化財

江戸時代中頃、不動院裏の七所山から出土したものと伝えられています。立像は御丈28.6cmで、腰を少し右にひねり、左脚を遊脚にして足先を外に開いて立っている優雅な姿が特徴です。2009年3月に新潟県指定文化財に指定されました。

小栗山貝塚出土品|新潟県指定文化財

不動院裏山は北斗信仰に基づく七所の嶺とされ、古くから信仰の対象とされてきました。青銅製如来像1体・山吹蝶鳥文観1面・宋代の青白磁會子1口・青銅製経巻軸頭1対が納められており、1962年に考古資料として新潟県指定文化財に指定されました。

小栗山獅子舞|見附市指定無形文化財

江戸前期から三百年余りの伝統をもつ小栗山不動院の獅子舞は、見附市の無形文化財に指定されています。毎年8月10日の観世音大祭で奉納舞が行われており、境内を約600個のキャンドルで飾った幻想的な夏祭りは多くの方が訪れます。

 

霊場札所としての不動院

越後三十三観音霊場第17番札所

越後三十三観音霊場は、新潟県内の33ヶ所の観音霊場を巡る巡礼路です。不動院はその第17番札所として、多くの巡礼者が訪れる霊場のひとつです。千手観世音菩薩をご本尊とする観音堂は、歴史ある霊場としての格式を今に伝えています。

越後八十八ヶ所霊場第57番札所

越後八十八ヶ所霊場は、弘法大師・空海ゆかりの地を巡る新潟県内の霊場巡りです。不動院は第57番札所として、真言宗の寺院として弘法大師信仰の拠点となっています。

札所参りでの参拝について

霊場巡礼・参拝でお越しの際は、事前に電話でご連絡ください。ご祈祷を希望される場合はご予約の上、お越しください。参拝時に急きょご祈祷を希望される場合は、後日ご祈祷のお札を郵送することも可能です。TEL:0258-62-0991。

 

不動院の年間行事

毎月17日 縁日護摩

毎月17日、観音堂にて護摩祈祷を行っています。各種ご祈祷をお申し込みいただけます(時間は要問合せ)。

6月17日 合同年忌法要・お施餓鬼法要・観音講法会

午前9時より順次開催。8カ寺程のご寺院様をお招きした盛大な常例法要。檀家以外の一般の方(菩提寺をもたない方)もお申し込みいただけます。全法要終了後にお斎(事前予約要)。

8月10日 観世音大祭

午後7時30分より。境内を約600個のキャンドルで飾り、護摩供祈祷法要、伝統芸能・小栗山獅子舞の奉納舞(見附市指定無形文化財)、新潟小学校獅子舞クラブによる演舞を開催。

12月31日 二年参り・古札焚き・除夜の鐘

午後11時30分より。古札焚き・除夜の鐘・元旦祈祷護摩法要を行います。古いお札・お守りは1カ月前から事前受け付けも可能です。

2月 厄除け

2月中、午前10時〜午後4時(要予約)。当日来られない方はお札等の郵送も可能です。

 

不動院の樹木葬・永代供養

宗派不問・後継者不要の永代供養

不動院では、宗派不問・檀家不要で樹木葬・永代供養墓・永代供養納骨堂をご利用いただけます。約1200年の歴史をもつ寺院が、永代にわたって大切にご供養します。

樹木葬の種類と費用(サイト掲載分)

・沙羅双樹:個別2霊55万円〜、年間管理費0円(残り3区画)

・紫つつじ:個別2霊55万円〜・合葬1霊10万円〜、年間管理費0円(合葬区画のみ空きあり)

・サルスベリ:個別2霊55万円〜、年間管理費0円(残り1区画)

・ヒメコブシ:散骨1霊15万円〜・合葬1霊10万円〜、年間管理費0円(散骨・合葬区画のみ空きあり)

・ハナミズキ:現在空き区画なし

永代供養墓・納骨堂

・永代供養墓(合葬):1霊10万円〜、年間管理費0円

・永代供養納骨堂:1霊25万円〜、年間管理費0円

 

よくある質問(FAQ)

Q1. 宗派が違っても参拝・お墓の申し込みができますか?

はい。不動院は宗派不問です。参拝・ご祈祷・樹木葬・永代供養墓のすべてで宗派・檀家の有無を問わずご利用いただけます。

Q2. 霊場巡りで訪れたいのですが、事前予約は必要ですか?

参拝は随時可能ですが、ご祈祷を希望される場合は予約制です。事前にお電話でご連絡ください。TEL:0258-62-0991。

Q3. 観世音大祭は一般の方でも参加できますか?

はい。どなたでもご参加いただけます。毎年8月10日午後7時30分より開催しています。

Q4. 文化財を見学できますか?

はい。境内は自由にご参拝いただけます。文化財についてご興味のある方は、見学の際に住職にお声がけください。

Q5. アクセスはどうなっていますか?

JR信越本線「見附駅」よりタクシーで約10分。関越自動車道「見附中之島インター」「栄インター」より車で約10分。駐車場完備。ご自宅や最寄り駅・バス停への送迎サービスもあります(要予約)。

Q6. お墓・供養の見学・相談は無料ですか?

はい、無料です。随時承っています。TEL:0258-62-0991。

 

お客様の声

Googleクチコミより

★★★★★ 気さくな人柄で気持ち良く参拝

「ご住職や寺庭さんが気さくな人柄で気持ち良く参拝できます。」

★★★ 懐かしい思い出の場所

「学校の先生してたと懐かしそうに話してくれた思い出。」

★★★ 趣ある境内

「本堂の脇に小さな神社が有りました。お稲荷かな?」

じゃらんnetの評価(4/5)

「落ち着いた雰囲気のところで歴史を感じる」「桜がきれいで春に行くのがおすすめ」という声が寄せられています。

 

小栗山 不動院について

寺院情報

正式名称:小栗山 長楽寺 不動院(しょうりつざん ちょうらくじ ふどういん)

宗派:真言宗豊山派

ご本尊:千手観世音菩薩(観音堂)・金剛界大日如来(本堂)

札所:越後三十三観音霊場第17番札所・越後八十八ヶ所霊場第57番札所

アクセス・お問い合わせ

小栗山 不動院
〒954-0002 新潟県見附市小栗山町1778番地
TEL:0258-62-0991 / FAX:0258-63-5848
https://www.fudouin-k.com/

 

参拝・ご祈祷・樹木葬・永代供養のご相談はお気軽にお問い合わせください。

このコラムを書いた人

宗教法人不動院 住職
諸橋 賢隆
資格: 終活カウンセラー 2級
小栗山不動院の住職でありながら終活カウンセラー2級を持ち、人生の最期に向けた準備に関する知識が豊富。
お墓じまいについても終活カウンセラーの観点から、総合的な相談・サポートを行っています。